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ホリエモンの本「99%の会社はいらない」で今大事な考え方は大体わかる。

タイトルはセンセーショナルだが、内容としては彼自身の働き方を紹介し、それを読者に提案するものになっている。

99%の会社はいらない (ベスト新書)

99%の会社はいらない (ベスト新書)

もう「忙しい」を口癖にするのはやめよう。「自分の時間」を生きるためには、会社に属さなければいい。 体調が悪くても会社に出ている、メールで済むことをわざわざ電話する、毎週の会議がただただ常態化している、社内の派閥争いで足の引っ張り合いをする……日本の会社にはいくつものムダがあると感じませんか?その上、毎日残業、有給もなく、会社に言われるがまま仕事をして「忙しい」と感じる毎日。 そんな「苦しい忙しさ」を「楽しい忙しさ」に変えるためのヒントは、会社に縛られないこと。「自分の時間」を生きることで幸せになる、ホリエモン的生き方・働き方とは?

ホリエモンといえば、ライブドア事件で有名だがその後も実業家として様々な分野で活躍している。こうした彼の仕事観の本も彼は過去にも出版しているが、現在の状況にアップデートされた最新版だと考えればいいだろう。

会社に入っていればという幻想

冒頭の章では、多くの日本人が会社というものに抱いている幻想について指摘する。

一流の会社でなくても正社員になることが大事だと考え、会社に入れば年功序列で昇進していき、給料もそれなりに上がり、それで一生安泰だと思っている。しかし、それは高度経済成長期のわずかな期間に存在していた昔話でしかない。そんなロールモデルは幻想であり、もうどこにも存在しない。( pp21-22)

年功序列制の崩壊などは多くの経営者などが指摘しているところだが、冒頭の章ではそれを再確認。日本人の多くが会社というものに自ら望んで従属し、安定を手に入れたと安心し、そして経済に翻弄されています。

ホリエモンは素直な言葉で日本社会を切り込んでいく。今の現実を知りたいのなら、そのためだけに読む価値がある。

遊びを仕事にする

さらに、もうすでに現実になりつつある効率的な社会を紹介し、そうした時代を生き抜ためには「遊びを仕事にする」ことが大事だと指摘してる。

より効率的に加速していく社会

「テクノ失業」という言葉が示しているとおり、機械に大体される仕事は消えていくだろう。だから、仕事を奪われると嘆く人もいるかもしれない。(中略)仕事がなくなるとお金を稼げなくなるので生活に不安を感じている人もいるだろうが、そうなったらもっと好きなことをして仕事をすればいいだけのことなのだ。(p62)

人工知能やロボットによって加速していく人間の労働の機械による代替は、肉体労働だけでなく知的な労働にまで及んでいくだろう。それだけではない。働き方に関しても欧米のより効率的な働き方が入ってきて、非効率なものはどんどんは排除されていくだろう。

これは何年後の話だろうか。実はすぐそこに迫っているのである。そうした社会で自分の価値を見出すためには、もっと好きなことをしてそれを仕事にしろと彼は主張する。

遊びを仕事にする

だから、夢や好きなことを追いかけて欲しい。面白いと思うことを追いかけて欲しい。どんなことだっていい。金持ちになりたい、ゲームをずっとやっていたい、モテたい、アイドルになってチヤホヤされない。そんな一見すると、浅はかなようなことだっていい。身の丈や身のほどなんて関係ない。(p100)

「遊びを仕事にする」ということには私も同意だ。遊びだと思えるほど好きなことじゃなければ情熱を傾けることなんてできないし、そうじゃないことはやっても仕方ない。

好きなことをやって生きていけるのなんて一握りの人間だけだ。それを信じるのは、一回挑戦してみてからでもいいかもしれない。なぜなら、そうやって自分の好きなことをやって生きている人っていうのは現在非常に増えてきている。

わかりやすいところでいえば、YouTuberと呼べる存在。彼らは、それぞれ自分の好きなエンターテインメントを動画で発信して、収入を得ている。商品紹介や英会話、音楽など数えだしたらキリがない。好きなことに挑戦できる環境は、整い始めているのだ。

一歩を踏み出すための本

あまり論理的でもなく、目新しいことも多くない。しかし、現状に不満を抱き新しい一歩を踏み出したい人にとっては、背中を押してくれるような内容になるだろうし、この本にあるような考え方にあまり馴染みがなかった人にとっては、基本となる考え方を教えてくれるような一冊となるだろう。はあちゅうやイケダハヤトなど、そうした界隈で有名な人も紹介されている。

私はまだ大学生で、多くの時間がある。就職という道もまだ保険として残しているが、そうではない道を今は選んでいる。多くの学生はいい企業に就職しなければならない、正社員にならなければいけないという価値観に囚われ過ぎず、広い視野で自分が心から本当にやりたいと思っていることを見つけなければならい。これは自戒でもある。

すでに社会に出て会社に勤めている人も、もう一度自分の好きなことに挑戦してみたらどうだろうか?この本は、あなたを励ましてくれる一冊になるだろう。

99%の会社はいらない (ベスト新書)

99%の会社はいらない (ベスト新書)